2017年02月21日

一応、廃棄自動二輪車の回収システムはあるのだが…

回収システムはできてもこれじゃあなあ?.JPG
結局、駐車場などに紛れさせてナンバーを外せばご覧のとおり

廃棄物処理法には、産業廃棄物・一般廃棄物の広域認定制度という特例がある。業界関係者ならば、良く知っているだろう。
きちんとした処理・リサイクルのルートを確立して、きちんとリサイクルできる業者にまわすことをメーカーなどが管理することで、廃棄物収集運搬業の許可を回収拠点ごとに取得しなくてもいいという特例措置だ。

この制度、大変便利なんですよ。
ただ、書類を含めた環境省の審査は相当に厳しい。
自動二輪車、要はオートバイもその広域認定をメーカーごとに取得してる。
本来ならば、そのスキームで適正なリサイクルが担保されているはずだ。

しかし、抜け穴というのはどの世界でもあることで、ご覧の通り、郊外の駐車場に駐車していると見せかけてナンバーを外して放置すれば、1台ぐらいだったらほとんどわからない。
盗難車ならともかく(これも良くないのだが)、数千円の処理費をけちって不法投棄する人はいるんですよね。

皆さん、特に自動車やバイクが好きな方ならよくわかると思うが、今の自動車やバイクは端的に言えば、金属とプラスチックの塊だ。
重量でみれば圧倒的に金属なんだが、嵩でみればプラスチックはどんどん増えている。

メーカーさんも真面目に廃車対策に取り組んでいるので、ケチをつけるつもりは毛頭ない。
ただ、「抜け穴」対策を講じなければ、こういうことは誰でも思いつく。
廃車・廃自動二輪車のプラスチクリサイクル高度化も良いでしょう。
しかし、「抜け穴」を単純に「排出者の倫理観」の責任にしていては、問題の根本的な解決はない。
これ、今回の廃棄物処理法改正の「雑品スクラップ」問題にも言えることです。

posted by プラスチックリサイクル大好き野郎 at 22:44| Comment(0) | 話題 | 更新情報をチェックする
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